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ガツンッ!! ギィンッ!!
金属が擦れる鈍い音がする。 雲雀さんと骸が闘っている。 玄関前で起こる非日常ははれてしまった日常になって しまった。 今の所雲雀さんが押されているように見える。 当たり前だ俺を護りながら闘っているから。 骸は辛そうなカオをして自分の武器を舞わしている。 何のために闘うのだろう。 仲間同士なのだから闘わなくてもいいじゃないか… キィンッ!! ガァッ!! 俺を守ってなんの得がある? 俺を奪ってなんの得がある? 俺にはわからないよ… 何が?何が? 俺が次期ボンゴレボスだから? 十代目と言う名前をもつから? 俺はこうなるなら嫌だよ… 仲間どうしで闘って 仲間を救う…? そんなの意味ないよ。 でも止められない。 止めたい。停めたい。とめたい。留めたい 違う留めたくないッ!!俺はみんなが楽しくなきゃいけないんだ!! 思いは届かない。 ソレを超える想いが溢れているから… □ 君に会えただけで 貴方に会えただけで 生きたいと 思えた ■ 傲慢なの?その考えは? みんなが幸せな世界は… 雲雀さんを好き。 骸も好きだけど違う。違う気持ち。 雲雀さん。 とっても強くて弱いヒト。 消えそうなほど不安定けど 身勝手そうでちゃんと考えている。 骸ッゴメンッ… 「雲雀さんッ!!」 どちらかしか選べないなら…… □ 綱吉くん? 君は彼を選んだんですね? 悲しいッ 君を刺したときよりも 君の幸せもきっと 彼がぼくより近くに居たからですよ 僕と彼はきっと似ている。 だから多分僕が近くに先に居ればッ!! どんな気持ちでも手に入れたい 近くにいたい 始めて初めての気持ちなんです。 ■ ナイフを刺す直前でとめた 「綱吉くん…僕と一緒にイキマショウ?」 「ひ・雲雀さんッが!!」 「綱吉くんが来てくれれば殺さないですみますよ?」 『雲雀さん』 彼がいった時何かが変わった。 自分の中の何かが代わった。 何を何をしてても手に入れたい 近くにいたい じゃないと駄目なんです…… 泣くな。泣くな。弱いから泣くんだ。 □ 俺の大切なヒトが消えそう もう会えないかもしれない 俺より自分より大切なヒト なのに俺は焦っていない 状況をよんで黙って立っているだけ… 俺の大切なヒトなのに… 「クフフ。さぁ来て下さいボンゴレ。」 「くれば…いけば話すんだな?」 「もちろんですよ」 あぁ悲しいコンナ状況なのに彼と話すことが嬉しい。 俺はそっと歩き出す。 骸の前で止まる。 「雲雀さんを放して 」 僕の前で彼は悲しそうに微笑んだ。 ■ 綱吉がいっちゃう。 綱吉が離れてしまう。 自分より大切な相手。受け入れてくれたヒト。 「雲雀さんを放して」 「駄目沢田。君は何があっても僕のモノ。 だから君が行くなら僕は君を許さないよ?」 「良いんですね?綱吉くん…」 駄目 「うん。骸,放したら俺は骸についていくから。」 「ボンゴレファミリーはどうするんです?」 「骸が考えろよ…俺は骸のだろう?」 やめて聞きたくないッ 「沢田ッ」 「雲雀さん…俺は雲雀さんが俺を嫌いでも 好きです…ッ…す…き…ですッ」 涙を流さないでッ止めてッ こんなの君が望んだ世界じゃないでしょう?? なら自分の世界を守りなよッ 動けないッアイツも同じように傷をつけたはずなのに アイツのほうが想いが強かったの? そんな事ないッ 「綱吉くん…さぁ行きましょ?」 「うん。」 ナイフを離しても…僕は動けないッ どんなときでも動けたのに彼のことを 考えたら動けたのにっ 行かないで。 往かないで。 「つなよしッ!!!!!」 □ 彼は僕について来てくれた。 嬉しかったけど 晴れない まだ何が欲しい?何を望んでるの? 泣いたのままの少年は…何を想い 来たのだろう? 嫌だ。考えたくない。嫌だ。 解かってるくせに。 ■ 雲雀さん 骸 まだいる大切なヒト。でも 俺は大切なヒトを助けたかった 誰かが通ればいい。誰かが助けてくれれば みんなに嫌われても… 助かっていればいい 嘘だ。考えたくない。嫌だ。 自分が助けたい。助けたい。 傷の手当てをして優しく声をかけて 近くに願っていたい。 好きでいてほしい □ 巡って,試みて,自分を見つめる。 みんなが楽しいなんてできない けど 自分が『楽しい』と思えば それは『楽しい』になる 偽りの心としても 嘘だとしても それは 『楽しい』 と書かれる それは思案 それは試案 それは私案 そうそしてこれは シアン 終らない終演を!! にほんブログ村 二次小説 *・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。・o*゜・。・o*゜・。・o* おわりました。長かったです でもちゃんと終ることができてよかったです。 もし貴方が 雲雀さんは動けるはずだ。骸はもっと優しい。 綱吉君はこんなヒトじゃない 想っているヒトがいたらコレをすぐに忘れてください そして自分とは違う考えを持つ奴もいるんだなぁ… っとおもってくれれば良いです。 ここまでよんでくれてアリガトウございました!! あとがき的なものはにっきで書きます!! PR |